その日の思い出を絵に描くこと
思い出を絵に描く。
みなさんは、もうどれくらい
思い出を
絵に描いて
いないでしょうか。
思い出を絵に描く
ということは、
その日のことを、
鮮明に思い出し
イメージして絵を
描くことができます。
絵に描くことで、
その日の出来事を
振り返って
もっと鮮明な
思い出になるものだと
思います。
わたしが主宰する絵画教室の
幼稚園クラスにて。
スタジオの子ども達が通う
幼稚園の行事で
「お芋掘り」
へ行っていました。
スタジオへ来る時、
みんな重そうに
「よいしょ、よいしょ」
と掘りたてのお芋を
沢山持ってきました。
^ – ^
その日のテーマは、
「秋って何色かな」
というテーマだったのですが、
せっかく重た~い
お芋を持ってきてくれたので
「秋の色や絵でもいいし、
お芋掘りに行った絵を
描いてもいいよ」
と、
スタジオの子達に伝えました。
すると、全員が
「お芋掘りの絵を描く~!!」と。
了解~!!^ – ^
では、描く前に
今日のお芋掘りのことを
思い出してみよ~う。
から始めました。
1・お芋掘りのとき、
どうやって掘ったのかな。
2・手には何をつけていたのかな。
3・頭には何をかぶっていたかな。
4・靴は何を履いていたかな。
5・土の中には・・・
お芋以外に何が見えたかな。
6・お芋は、どうやって
土の中にいたのかな。
7・お芋を掘っている周りには、
何があったかな。
という事を、
子ども達に聞いてみました。
行ってきたばかりなので、
雪崩のごとく言葉がたくさん
出てきました!
11人いたので、
みんな様々な思い出を
お話ししてくれました。
お話ししてくれたことは、
ホワイトボードに文字で書いておきます。
文字でメモしておくと、
たまにホワイトボードを見つめて
思い出をまた思い巡らせて
描く子もいます。
この日は、みんな
描き始めるのがとても
早かったです。
目の前には
掘り立ての土の匂い
たっぷりのサツマイモ。
そして、
みんなでお話ししたことで、
また思い出が鮮明に
蘇ってきていました。
描く前に、
たくさんの言葉のヒントがあると、
絵を描くイメージは、
頭の中でもっともっと広がります。
それを、
絵に描いていくのです。
思い出を絵に描くことは、
とっても楽しいです。
写真もいいですが、
その日の出来事を
お母さんとお話ししながら、
頭に思い浮かべながら描く事は、
その日のことが絵に残ります。
絵を描いたという、
プラスαの思い出が残ります。
さらに、「絵ごころ」を育むのに
とても良い事だと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございます^_^