お家の中の環境と絵ごころ
絵画教室を行なっていて、
お母さんによく言われることがあります。
それは、
「やっぱりお家の環境って大事なんですね~」と。
そうですね。
大事だと思います。
絵を描く以外にも、お家の環境って大切。
と、色々な教育雑誌などに書かれていますよね。
^ – ^
例えば、「頭が良くなる間取り」や「できる子を育てる住まい」など。。。
このような見出しを一度は目にした事、ありませんか。
また、その中でよく言われている事が「リビング学習」ですね。
なぜ、リビング学習が良いのでしょうか。
その理由は、こう書かれています。
「学習内容は、勉強したことをそのまま覚えるよりも、
五感を使って身の回りのものと関連づけて覚えた方が、
より覚えることができます。
だから、お母さんが作るカレーの香りや風に揺れるカーテンなど、
子どもが結びつけられるものがたくさんあるリビングは学習環境に最適なのです。」
(塾ソムリエ・西村則康先生 談)
これは、絵を描く時にも、凄く当てはまります。
結論を先に言ってしまうと
お子さんは、自分の描いた絵をお母さんに見てもらって、
喜んでもらいたいんです。
絵を描くことが好きな子は、
こちらから何も言わずに描き始めます。
絵がニガテ。と思っているお子さんこそ、
描いた絵を褒めてあげてください。^ – ^
「すごいね~」や、「わ!上手!」
「いいね~」と言ってあげるだけでいいんです。
そして、
勉強と同じように、絵は、
もちろん五感を使って描くものです。
お母さんの作っているお料理。
それに使っている全ての道具や食物などのモノが
絵を描く時に結びついてきます。
また、お家にあるモノ、
目に入るモノ全てが絵を描く時に影響すると、
私は思っています。
もしも、お子さんに絵が上手になって欲しい。と思っていらしゃるなら、環境と褒める事をオススメいたします。
絵は、勉強と違って答えがありません。
特に、お家で描いている時には、聞かれる事以外、何にも言わなくていいんです。
お家でこそ、自由に好きなように、思いっきり描かせてあげてください。
それが、絵ごころが育つ秘訣です。
「リビングお絵かき」してみてくださいね。